2025年を締めくくる「試飲販売会」開催!! | つがるワイナリー・クラフトワイン

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2025/12/03 14:04

つがるワイナリーの醸造家である藤井の新ブランド「スリーファーム」。
スチューベンから造ったブドウジュースで知っている方もいらっしゃるかと思いますが
この度「スリーファーム」として初のワインがリリースされます。
それを記念して、12/27(土)に試飲販売会を行います!

「あれ?つがるワイナリーの醸造家が新ブランド?」「どういうこと?」
と思う方もいらっしゃるかと思いますので、
かなり長くなりますが、つがるワイナリーと藤井との出会いについてご説明させていただきます。
ご興味のある方はお読みくださいませ。

藤井との出会いは、つがるワイナリーの前身WANO Winery時代に遡ります。
2022年の初夏、当時WANO Wineryの創業者で、ワイン醸造を行っていた八木橋は闘病中でした。
藤井は弘前市の地域おこし協力隊として鶴田町のスチューベン農家を訪れており、ワイナリーに立ち寄ったのです。
国内外でブドウ栽培、ワイン醸造を経験してきた藤井は、新しい場所でのワイン造りを模索中でもありました。
その夏、WANO Wineryではシードル造りを予定しており、準備をしておりましたが、八木橋は退院できず困り果てていたところ
八木橋から「藤井君に造り方を教えてもらえないか連絡してみて」と言われたのです。
ワイナリーに1人残されたスタッフが藤井に教えを請い、無事シードルを完成することができました。
その際、藤井から「今年のワイン造りはどうするのか?」を訪ねられ、入院中の八木橋と藤井は連絡を取り合い、
その年のワイン造りに手を貸してもらったところから始まり、今に至ります。
翌年2023年1月に八木橋が永眠、木村牧場がワイナリーを受け継ぎ、「つがるワイナリー」の名で再スタートを切りました。
藤井は地域おこし協力隊の仕事の傍ら、つがるワイナリーの醸造にも尽力し、今このワイナリーが継続しています。
今年の春に地域おこし協力隊の任期を終えても尚、引き続きこのワイナリーに関わりながら、
津軽の地に自身の畑を購入し、新しく「スリーファーム」という会社を立ち上げたのです。

つがるワイナリーにも新たにスタッフが加わり、藤井と共に醸造を行っております。
藤井が新たな会社を立ち上げたと聞いて、心配された方もいらっしゃるかと思いますが、
前身のWANO Winery時代から、つがるワイナリーに進化した今まで奇跡的な出会いによって
ワイナリーが継続しており、そして今後も続いていくことをスタッフ全員が望んでおります。

つがるワイナリーのワインは藤井の手によるものですが、ワイナリーのスタッフがテイスティングを重ね、今の味わいが生まれています。
「スリーファーム」のワインは藤井が理想とする香りと味わいを追求したワインです。
これは、つがるワイナリーのワインをお飲みいただいた事がある方はもちもん、まだ藤井のワインを飲んだ事がない方にも、ぜひ飲んでいただきたいと思い「試飲販売会」を企画しました。

当日は、藤井本人から醸造について語ってもらい、ワインを試飲していただきます。
参加費は無料ですが、限られたスペースの為、ご予約のお客様のみのご参加とさせていただきます。
お車でいらっしゃる方で試飲ができないお客様も、お話を聞きたい!という方も大歓迎です。ご予約いただけたら幸いです。

【日時】12/27(土)17:00~
【会場】つがるワイナリー店内
参加費無料(要予約)

ご予約は
DM、お電話(0173-23-5703)まで。